歯周病は何歳から始まる?注意が必要な年齢や発症させない対策についてご説明します

子供のころは歯周病と無縁ですが、大人になってから歯周病という言葉を意識し始める方が多いですよね。

実際何歳ごろから歯周病になるのか、皆様ご存じでしょうか。

歯周病の発症年齢を知ることで、早期に歯周病対策を行うことができ、発症を食い止めてあげることができます。

今回は歯周病と年齢について、そして発症させないように気を付ける内容についてお話していきます。

歯周病は何歳から始まる?注意が必要な年齢や発症させない対策について

歯周病はサイレントキラーとも呼ばれるお口の疾患で、歯周病が発症しても初めは大きな症状がないのが特徴です。

大体の方は歯肉が腫れた・痛いなどの症状が出てから歯医者へ行き、歯周病との診断を受ける事が多いかと思いますが、実際は症状がないだけでもっと前から歯周病が発症していたと考えられます。

歯周病は20代ごろから徐々に進行していき、症状が出てくるのが多い年齢は30代~50代ごろです。

歯周病対策を考えるのであれば、症状がなくても早期から歯科医院へ健診にいく事が大切です。

なぜ大人になると歯周病になるのですか?

まず生まれたての赤ちゃんはお口の中も無菌状態です。

お子様が大きくなるにつれ、色々な細菌がお口の中に停滞し始めてきます。
歯が生えているお子様のお口の中の細菌が増殖すると、虫歯を作ったり、歯肉を腫らせてきたりなどの症状が現れます。

そのままの状態で放置してしまうと、歯の周りの組織が壊れはじめて、20代ごろから歯周病を発症する可能性が出てくるのです。

そのため子供だから歯周病は気にしなくていいという訳ではなく、なるべく小さいうちからお口の衛生状態を維持しておく、お口の管理をすることはとても大切です。

歯周病を意識した方がいい年齢とは?

以下に歯周病を意識した方はいい年齢や理由についてご説明します。

①幼児期(1歳半~6歳)

まずは小さいお子様もしっかり小児歯科へ通い、定期健診でクリーニングを行うことをオススメ致します。

理由は小さいうちから歯医者へ通う習慣づけを身に着けるためです。

まだ幼児期から歯周病になる可能性はありませんが、歯肉炎になる可能性はありますので、定期的に歯医者でチェックしましょう。

②児童期(6歳から12歳)

小学生は歯の生え変わりが活発で、さらに仕上げ磨きもなかなかできない年齢へと成長していきます。

そのため歯や歯肉の状態が悪くなる子が多いので、将来の歯周病も心配になってきます。

自分の歯は自分で守れるようになるために、一人一人のその時のお口の状態にあった正しい歯磨き方法をお子様自身が身に着ける必要があります。

③青年期(12歳~20歳)

12歳からはホルモンの大幅な変化により、若年性歯肉炎という歯肉の炎症が起こる方も多いです。

歯肉が腫れると歯と歯肉の溝の隙間も深くなるので、普段の歯磨きを怠ると歯肉ポケットに汚れが侵入し、20歳ごろから歯周病の心配が出てきます。

歯周病を発症させない対策とは?

歯周病を発症させない対策について以下に説明致します。

①毎日正しい方法で歯磨きを行う

歯周病対策の一番の近道は、一人一人のお口の状態にあった正しい歯磨き方法を身に着けることです。

歯ブラシだけでなく、歯間清掃用具の歯間ブラシやデンタルフロスなども併せて使用しましょう。

歯ブラシが届きにくい細かい隙間はワンタフトブラシなどの部分用歯ブラシを使用して、仕上げのように磨くとより良いでしょう。

②歯周病対策用の歯磨き粉を使用する

歯周病の細菌に対する薬効成分が配合された歯磨き粉を使用することで、よりお口の中の細菌数を減らすことができます。

歯ブラシなどの物理的な清掃に合わせて使用すると効果的です。

研磨成分の少ないジェルタイプの歯磨き粉を使用すると、歯肉に対する負担も少ないので歯周病対策の観点からオススメです。

③洗口剤を使用し、お口の中を衛生的に保つ

歯ブラシや歯磨き粉は歯の表面の汚れにアプローチしますが、歯と歯の間の細かい隙間や、歯肉ポケットや歯周ポケットなどの隙間にも浸透してくれるのが洗口剤です。

全体的に歯ブラシで磨いた後に、最後の仕上げで薬効効果のある洗口剤でブクブクうがいをしていただくことで、より細かな部分まで歯周病対策できます。

④生活リズムを整え、ストレスを溜めないようにする

歯周病菌は身体が疲れている時や免疫力が低下している時に莫大に増殖し、歯肉を腫らしたり痛みが出たり症状が出やすくなります。

普段からしっかり睡眠を取り、バランスの良い食事に気を付けて過ごすことで、歯周病菌の増殖を防ぐことができます。

⑤歯科医院で定期健診を受ける

どんなにご自宅で頑張って歯磨きをしていても、自然と少しずつ歯の表面に汚れが付着していてしまいます。

さらに時間が経つと歯石という硬い石のようなものが歯の表面に沈着し、細菌の住処になってしまいます。

その為、特にお口や歯の症状がなくても定期的に歯科医院へ受診し、歯科医師による健診とクリーニングを受けましょう。

歯科医院ではご自分では届かないような細かい隙間や、歯周ポケットの隙間の汚れまで除去してくれます。

歯周病対策は年齢にこだわらず、早めに歯科医院へ行きましょう

歯周病は20歳ごろから発症しやすいですが、準備段階として幼少期からのお口の衛生状態も影響します。

歯周病かな?と思った時はすぐに歯科医院へご来院いただきたいですが、歯周病になりたくない方は早めに歯周病予防でご来院いただくのもとても大切です。

早い段階から歯肉の状態を確認させていただき、経過を追っていくことで歯周病の変化も追うことができます。

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