歯周病の歯肉と健康的な歯肉の違いはなんですか?

歯周病になってしまうと歯肉が腫れる臭いが出る、歯が揺れるなどいろいろな症状が出てきてしまいます。

 

今回は健康的な歯肉と歯周病が進んでしまった歯肉の違いを比べて、症状とのつながりについてお話していきます。

 

健康歯周病2

 

歯周病の歯肉と健康的な歯肉の違いはなんですか?

歯周病とは歯を支えている歯周組織が細菌に浸食され、ちょっとした刺激で出血してしまったりが出たり口臭が出るなどいろいろな症状が出てしまう病気です。

 

歯と歯肉の境目に汚れが付着し、普段のブラッシングで取り切れないと進行していってしまいます。

 

歯周病の歯肉と健康的な歯肉は肉眼で見てもわかるぐらい大きな違いがあります。

 

健康的な歯肉の特徴とは?

歯肉に引き締まりがある

全体的に歯肉がきゅっと引き締まっており、状態がいいとスティップリングという小さいツブツブが見えます。

 

歯肉の色が薄いピンク色をしている

歯と歯肉の境目から粘膜にかけてほぼ同じ色をしており、全体的に薄いピンク色をしている

 

出血しにくい

普段のブラッシングやフロッシング時もほぼ出血しません

 

出血したとしてもじんわり滲む程度で大きな出血は認められません。

 

歯の揺れ(動揺)がない

歯を単体で押さえた時に大きな揺れはありません

 

歯は歯根膜というクッションに包まれているので微妙に揺れるのは健康的な歯肉の範囲内です。

口臭がない

健康的な歯肉の場合、基本的には口臭は認められません

 

ただ口臭の原因は歯周病由来だけではないため、口臭あるから歯周病と決まるわけでもありません。

 

歯を支えている骨(歯槽骨)がしっかりしている

レントゲンを撮影した時などに、歯を支えている骨(歯槽骨)がしっかりしているかが分かりやすいです。

 

歯槽骨がしっかりしており、大きな吸収などが見られない時は歯も大きくは動揺していないでしょう。

 

歯と歯肉の境目の溝の深さが浅い

歯と歯肉の溝の深さを専用の道具で測定し、歯周病の進行度を判断します。

 

健康的な歯肉の場合溝の深さが1~3mm程度で、多少腫れていても4mm程度です。

 

歯周病の歯肉の特徴とは?

歯肉が腫れている

歯肉が腫れていると全体的にブヨブヨとした歯肉が多く見られます。

 

強く腫れていると歯と歯肉の間から溢れるほど丸く大きく腫れてきます。

 

歯肉の色が赤い、赤黒い色をしている

歯肉の色が全体的に赤くなってきます。

 

歯周病が進行すると赤い色味から段々と赤黒くなってきます。

 

すぐに出血する

普段のブラッシングなどちょっとした刺激ですぐに出血します。

 

初めはフロスや歯間ブラシなどで出血しやすく、進行してくると歯ブラシが軽く当たっただけでも出血しやすくなります。

 

歯肉が痛い

歯周病が進行してくると、歯肉が段々痛み始めます。

 

ブラッシングの刺激でも痛みを感じやすく、そのうち何もしなくても歯肉に重い痛みを感じるようになってきます。

 

歯石が見える

初めは歯と歯肉の境目に白っぽい歯石が沈着します。

 

歯周病が進行すると歯と歯肉の溝の中にも歯石が沈着し、黒や緑のような色の歯石が溜まっていきます。

 

歯肉の上に沈着する白い歯石よりも、歯肉の中に沈着する黒い歯石の方が硬く除去するのに時間も手間もかかります。

 

歯が揺れ始める

歯を1本ずつ押したときに健康的な歯肉の時よりも揺れ幅が大きくなります。

 

歯周病が進行し揺れが強くなると、お食事の時も咀嚼しにくくなってきます。

 

お話するときも歯によるストッパーが効きにくくなるため、発音しにくくなる場合もございます。

 

膿が出てくる

歯と歯肉の溝からが出てきます。

 

指で歯肉を押し上げると溝から溢れるようにが出てくることもあります。

 

この膿も口臭の原因の1つになります。

 

口臭が強くなる

今まで気にならなかった口臭が強くなってきます。

 

歯周病が中等度程度ですとなかなかご本人が口臭に気付くことが難しく、ご友人やご家族に指摘されて気付く事が多いです。

 

歯周病が重度になってくると膿も出始めて、ご自身でも口臭が気になるようになってきます。

 

歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け始める

歯と歯肉の溝に細菌が侵入し長期的に菌の影響を歯肉に与えられると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めてしまいます。(吸収)

 

初期症状ですとなんとなく歯が浮いた感じがします。

 

その後歯槽骨の吸収が進行し短くなると、支えが段々短くなっていくため歯が揺れ始めます。

 

そのまま放置しておくと支える骨が無くなり歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯と歯肉の境目の溝の深さが深い

健康的な歯肉の場合ですと1~3mm程度、ちょっと腫れていても4mm程度の溝の深さでしたが、歯周病が進行すると5~10mm以上になっていきます。

 

検査時も痛みを感じ、排膿や出血も認められるようになります。

 

歯がしみやすくなる

歯周病の影響で歯肉が下がり歯の根元が見え始めるため、冷たい飲み物などでしみやすくなります。

 

健康歯周病

 

 

歯周病の歯肉は進行するほど自覚症状が多く出てきます。

 

歯周病はゆっくり進行していくので、初めのうちはほぼ症状がありません。

 

色々症状が出てから歯科医院に行っても、一度下がってしまった歯肉や歯槽骨は元には戻りません。

 

普段から歯科医院に定期的に受診し、歯周病の進行を食い止めるようにしましょう。

 

健康歯周病3

 

医療法人さかの歯科
〒610-1146 京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内

TEL:075-331-7070

URL:https://sakanoshika.com/

Google情報:https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE

歯周病専門サイト:https://shisyubyo-kyoto.com/